新潟県議会 2000-12-22 12月22日-委員長報告、討論、採決、閉会-05号
まず、土木部関係として 1、道路トンネルについては、JR山陽新幹線におけるトンネル内コンクリート落下事故を受け、県においてもコールドジョイント等の緊急点検を実施したところであるが、異常が認められた中にはいまだ補修等が未実施の箇所があり、重大事故につながることが懸念されるので、速やかに対策を講じるとともに、日常的な点検についても強化すべきとの意見。
まず、土木部関係として 1、道路トンネルについては、JR山陽新幹線におけるトンネル内コンクリート落下事故を受け、県においてもコールドジョイント等の緊急点検を実施したところであるが、異常が認められた中にはいまだ補修等が未実施の箇所があり、重大事故につながることが懸念されるので、速やかに対策を講じるとともに、日常的な点検についても強化すべきとの意見。
〔土木部長岡部安水君登壇〕 ◎土木部長(岡部安水君) コンクリート構造物の安全対策に関する取り組み状況でございますが、昨年度のトンネル緊急点検で確認をいたしましたコールドジョイントと考えられる十一カ所については、その後の状況の変化は認められておりません。
第二点は、非常に品質が失礼ながらルーズでございまして、品質が安定していないというのが、昨今問題になっていますコールドジョイントとかそういう問題から見ても品質に問題があると。三番目が、これは言っちゃいけませんが、コストがめちゃ高いということで、これは砂の品質の問題はブレンドしてきたと、大体今のところ業界は二割ぐらいが限度だろうということで。
昨年六月に山陽新幹線トンネルのコンクリート崩落事故などが起き、その直後、建設省は全国の道路・トンネルの緊急点検を行った結果、施工不良箇所、コールドジョイントが四百三十五トンネル、四千五百四十九か所見つかったと発表されたのであります。
そういう公共構造物の安全対策について、佐賀県はこの山陽新幹線の福岡トンネルのコールドジョイントによるコンクリートの落下事故後、調査をされたのか。されたとするならば、いつの時点で調査をされていたのか。もし調査をされていないとするならば、これから将来に向けて、いつの時点で調査をされようとしているのか。
このトンネルは,コンクリートを現場で打ち固める工法により施工されたものでございますけれども,コールドジョイントと呼ばれる施工不良が主な原因で発生したものではないかと言われております。
その点検結果につきましては、山陽新幹線のトンネルで問題となりましたコンクリート構造物のコールドジョイントや、崩落につながるようなひび割れは発見されなかったところであります。県といたしましては、今後とも管内のトンネル及び橋梁をも含めた公共土木施設への定期点検を行いまして、安全対策に万全を期してまいりたいと考えております。 次に、今後の取り組み方針についてであります。
岩波新書の「コンクリートが危ない」の著者である千葉工大の小林一輔教授が指摘しているように、一九七○年代前半は、深刻なセメント不足などに直面し、コールドジョイントという危険な箇所が西日本に集中しています。 また、七○年代から八○年代半ばまで、アルカリ分の多い欠陥セメントが出回ったという特性もあります。
コンクリート打設を中断したために生じる強度の弱い打継目箇所であるコールドジョイントはありませんでしたが、コンクリート表面のクラックや漏水等が一部見受けられましたので、その対策を現在、検討中でございます。なお、残りの九十トンネルについても現在、調査をいたしております。
今予算におきましても、トンネルのコールドジョイントの問題、各地の大地震の様子を見ていても使用材の安全を再確認する必要があるように思われてなりませんが、知事並びに土木部長の御意見をお伺いし、質問を終わらせていただきます。 御清聴ありがとうございました。(拍手) ○副議長(吉田歳嗣君) 谷本知事。 〔知事(谷本正憲君)登壇〕 ◎知事(谷本正憲君) 藤井議員の一般質問にお答えをいたします。
JR各社の調査の結果,コンクリート接合部分のコールドジョイントと呼ばれる箇所が列車の振動のためはがれ落ちたとされております。また,海砂の塩のため,アルカリ骨材反応が加速していることもわかりました。
その結果、長野県と群馬県にまたがる碓氷峠トンネル内で2カ所、コンクリートの打設の際に生じた接合不良部分、いわゆるコールドジョイントが見つかりましたが、打音検査の結果、安全上問題ないことが確認されております。 なお、JR東日本では、的確な日常検査により新幹線トンネルの適切な保守管理に努めているとのことでございます。 次に、コンピューターの西暦2000年問題についてお答えいたします。
特色ある学校づくりと学校規模の適正化を図る高等学校再編整備につきましても、生徒の立場に立って再編整備案の具現化を進めることとしたほか、トンネルのコールドジョイントの点検整備など災害の未然防止対策にも積極的に取り組むことといたしております。
20 ◯土木部長(板垣 治君) 先般、JR山陽新幹線トンネル内のコンクリート壁崩落事故が発生したことから、県管理の六十五のトンネルにつきまして緊急に目視点検を実施するとともに、さらに建設省の通達に基づき九トンネルにつきましてはハンマーによる打音調査などを実施するなど、コールドジョイントの有無につきまして詳細な点検を行ったところであります。
先般,6月の山陽新幹線のトンネル事故が,大変各方面に波紋を広げているわけでありますが,筑波大の山本教授は,新幹線以外の構造物でもコールドジョイントの発生している可能性が高い,こういう言い方もされているわけであります。
(2) 道路トンネル緊急点検の結果について 8月26日と27日、県が行った目視点検でコールドジョイントがあると判断された15トンネルのうちの4トンネルについて、道路防災アドバイザーによる現地点検を実施した結果、コンクリート自体の劣化や岩盤からの地下水等によるひび割れが認められた。今後ひび割れ等が認められたものも含め、さらに詳細な調査を行っていきたい。
さらに、このたびの緊急点検の結果、特にさきに述べました新幹線トンネル事故で全国的に問題となったコールドジョイントの発生状況等について詳細の説明をお願いいたします。 質問の第二は、JR山陰本線高速化事業についてであります。
コールドジョイントと呼ばれるコンクリートの不均質接合部分と見られる場所は、十七トンネルの計三十五カ所で見つかっています。県内では、十四のコンクリートトンネル中、鹿児島本線の津奈木トンネル上り線で三カ所、田原坂トンネルで一カ所の合計四カ所で見つかり、対岸の火事として済まされない問題として受けとめたわけであります。 人間の病気を治すのと一緒で、早期発見、早期治療が大切であると思います。
コールドジョイント対策。大橋川改修。中部ダム。公 共工事コスト縮減と入札制度。鳥取~米子1時間構想。鳥取女子短大。鳥取大学獣医学科の 九州大学編入問題。本庄工区干陸問題。大山ビレッジ計画。2000年問題対策。ミレニアムプ ロジェクトの立ち上げ。PFI制度の活用。映画祭の開催。風力発電構想。竹内工業団地の 売却。県立病院の中長期整備計画。米子警察署の移築。不法入国等取り締まり対策。
県内のコールドジョイント対策はどうなっているのでしょうか。 公共施設、県道の橋梁とトンネル・のり面、高架橋、JR、智頭線全トンネルなどの総点検と実施結果、これからの計画について伺うとともに、施工管理、検査体制と県発注土木工事の仕様書の見直し、不法加水の規制、納入時の抜き打ち検査、塩分チェック、中小生コン業者の再編など一連の総合的な対策の改革を行わなければなりませんが、知事の考えを尋ねます。